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古いパソコンは捨てるのも面倒
古いパソコンは、起動時間が長く、処理も遅くなり、使い勝手が悪いです。
かといって、古いパソコンを廃棄するにしても、いろいろと気になることがあるのではないでしょうか。
- 廃棄するのにお金がかかる
- HDDに保存された個人情報、等のデータ漏洩が心配
古いパソコンは再利用すれば良い
扱いに困る古いパソコンは、再利用を考えてみてはいかがでしょうか。
Googleが無料で提供するChrome OS Flexを古いパソコンにインストールすれば、古いパソコンをよみがえらせることができるのです。
なぜなら、Chrome OS Flexは、WindowsやMac OSと比べて処理が軽いOSであるため、古いパソコンでも起動時間が短く、アプリケーションもサクサク動作します。
つまり、古いパソコンでも十分活用することができるのです。
Chrome OS Flexとは?
Chrome OS Flexとは、Chrome OSと同じテクノロジーを用いたOSです。
つまり、基本的な部分において、Chrome OS FlexとChrome OSは同一と考えて良いです。
では、Chrome OSとは何でしょうか。
Chrome OSの特徴を次に示します。
- Chrome OSはGoogleが提供しているLinuxをベースとしたOSです
- 起動時間はわずか数秒です
- Googleによるセキュリティ機能が組み込まれています
- Google Playの約100万以上のアプリが使用できます(一部、動作しないもの、動作しても機能に制約のあるものがあります)
- オンラインでの使用が前提で、データはクラウド(Googleドライブ)に保存します
- オフラインでも使用可能です
- 学校や会社、等での使用を想定し、複数デバイスを管理することができます
- セキュリティ、等のアップデートは予め設けられた期限(確認可能)まで自動で行われます
文部科学省が進めるGIGAスクール構想(全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する取り組み)により、多くのChromebook(Chrome OSを搭載したデバイス)が公立小中学校で使用されているそうです。
日本でのウェブブラウザのシェア(2022年8月現在)で、なぜかChrome(50.2 [%])がSafari(25.6 [%])やEdge(14.9 [%])を抑えて1位なのは、これが影響していたんですね。
ちなみに、Googleドライブは、無料で15 [GByte]まで使用可能です。
オフラインでできること
オンラインでの使用が想定されているChrome OSですが、オフラインでも次のようなことができます。
- Googleドキュメント(Word的アプリ)での文書作成
- Googleスプレッドシート(Excel的アプリ)での表計算
- Gmailでのメッセージ確認、返信(下書き)
- Google Keep(メモアプリ)でのメモ作成
- ダウンロード済みの映画や音楽の鑑賞
ただし、電車、等に乗っていて、突然オフラインになってしまうような場合は想定されていないようです。
先ずは、オンラインの状態で、オフラインモードを有効にする必要があります。
とはいえ、それでも問題ないと思います。
Chrome OS FlexとChrome OSとの違い
GoogleのChrome OS Flexヘルプに、Chrome OS FlexとChrome OSの違いが記載されていました。
その内容を要約したものを次に記載します。
- セキュリティ機能の違い
- 予めChrome OSを搭載したデバイスには、専用のセキュリティチップが搭載されており、Chrome OSもこのセキュリティチップをサポートしているが、Chrome OS Flexでは、セキュリティチップをサポートしていません
- Chrome OS Flexをインストールしたデバイスのファームウェアの更新とバージョン管理は、デバイス利用者が行う必要があります
- ユーザーデータの暗号化に関しては、Chrome OS Flexをインストールしたデバイスの機能に依存します
- サポートしている仮想マシンとアプリの違い
- Chrome OS Flexでは、 AndroidアプリとGoogle Playをサポートしていません
- Chrome OS Flexでは、 Parallels Desktopを使用するWindows仮想マシンの実行をサポートしていません
- Chrome OS Flexの一部のデバイスでは Linux開発環境をサポートしていません
- ハードウェアのサポートとパフォーマンスの違い
- Chrome OS Flexは、Intelまたは AMDプロセッサを搭載したほとんどのパソコンで実行できますが、ARMアーキテクチャはサポートしていません
- Chrome OSとChrome OS Flexでは、キーボードレイアウトが異なります
- Chrome OS Flexでは、CD/DVDドライブ、指紋リーダー、等の一部のハードウェアを正式にサポートしていません
- Chrome OS Flexをデバイスにインストールすることで、パフォーマンス、電力、信頼性が向上しますが、Chrome OSを搭載したデバイスと同等のパフォーマンスは保証されません
- デバイス管理の違い
- Chrome OSを搭載したデバイスで可能な一括管理、等の機能がChrome OS Flexをインストールしたデバイスでは使用できません
Chrome OS Flexの問題点
Chrome OS FlexとChrome OSとの違いは複数ありますが、個人で使用する場合に問題となりそうなのは、Chrome OS FlexがAndroidアプリとGoogle Playをサポートしていない点でしょう。
今後、Chrome OS Flexがこれらをサポートすれば良いのですが、もう少し様子見を続けたいと思います。

