無線LAN IEEE 802.11/Wi-Fi どう違う?

2022/09/19

パソコン

目次

無線LANの規格がいろいろありすぎて分かりません

iPhoneの仕様を見てみると、無線LANの規格は次のようになっています。

MIMO対応Wi-Fi 6(802.11ax)

Wi-Fi 6とか802.11axとか良く分かりません。

無線LANの規格は、どうなっているのでしょうか。
気になったので、調べてみました。
IEEE 802.11 Wi-Fi

結論

  • IEEE 802.11無線LANの規格
  • Wi-FiはIEEE 802.11規格を用いて相互接続可能な製品を示すロゴ

内容にご興味のある人は、以下を参照ください。

IEEE 802.11は無線LANの規格

LANとは、「Local Area Network」の頭文字をとったもので、同一の敷地、または、建物内、等に構築されたネットワークのことです。
LANを、ネットワークケーブルで構成したものを有線LAN, 無線通信で構成したものを無線LANと呼びます。
IEEE 802.11は、無線LANに対する世界標準の技術規格です。

IEEE(アイ・トリプル・イー)とは、Institute of Electrical and Electronics Engineersの頭文字をとったもので、ニューヨークに本部を置く電気・情報工学分野の学術研究団体(学会), 技術標準化機関のことです。
IEEEは、日本語では米国電気電子学会と呼ばれています。

IEEE 802.11は、IEEE 802.11から始まり、規格の検討が進むたびに、末尾にアルファベットを追加していきました(例えば、IEEE 802.11aとかIEEE 802.11b, 等)。
やがて、アルファベットが「z」まで到達したので、「aa」へと繰り上がり、現在の最新の規格はIEEE 802.11axとなっています。

IEEE 802.11の代表的な規格は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axの6種類です。

Wi-FiはIEEE 802.11規格を用いて相互接続可能な製品を示すロゴ

Wi-Fiは、「Wireless Fidelity」の略です。

1997年にIEEE 802.11規格が制定された当初は、この規格に準拠した無線LAN製品同士であっても相互接続が保証されていませんでした。
このため、ユーザーが無線LAN製品を購入する際に、相互接続可能かどうかが分かりづらく、こうした点が無線LAN製品の普及の妨げになっていました。
そこで、1999年に無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体WECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)が発足されました。
WECAは、各メーカーの無線LAN製品が相互接続可能か否かを認定する業務を行い、相互接続可能な無線LAN製品に対して「Wi-Fi CERTIFIED」のロゴを使用することを許可しました。
2002年にWECAは、Wi-Fi Allianceへと名称を変更し、今に至ります。

IEEE 802.11axとWi-Fi 6は同じ

Wi-Fiなら知っているけど、IEEE 802.11という名称は知らない、という人は多いのではないでしょうか。
そこで、Wi-Fi Allianceは、無線LANの6番目の規格であるIEEE 802.11axをWi-Fi 6と呼ぶことに決めました。
これに伴い、一つ前の規格であるIEEE 802.11acはWi-Fi 5, さらに一つ前の規格であるIEEE 802.11nはWi-Fi 4と呼ばれることになりました。

IEEE 802.11a/b/gに関しては、Wi-Fi ?という呼び名が与えられていませんが、技術が古くなっているからでしょうか。

Wi-Fi 6ってどういうもの

Wi-Fi 6の特徴は、「高速」、「混雑に強い」、「省エネ」の3つです。
  • 「高速」
    • Wi-Fi 6では、最大通信速度(理論値)が9.6 [Gbps](Wi-Fi 5は6.93 [Gbps])です
    • 実際に私たちが使用する場合の通信速度は、理論値よりも低下しますし、環境によっても全然異なるのですが、1~3 [Gbps]程度は期待できそうです
    • 4K動画をNetflixで視聴する場合、要求される通信速度は25 [Mbps]ですから、Wi-Fi 6であれば8K動画の視聴も可能でしょう
  • 「混雑に強い」
    • 複数のデバイスがWi-Fiに接続されることで通信が不安定になると感じることはありませんか
    • Wi-Fi 6では、多数のデバイスが同時に接続されても、通信の安定性が保たれるようになります
  • 「省エネ」
    • Wi-Fi 6では、スマートフォン、等の子機側のバッテリー消費を抑える仕組みが用いられています
これまで、無線LANは、繋がれば良い程度にしか考えてこなかったのですが、私の使用している無線LAN環境をWi-Fi 6に置き換えれば、通信速度が向上し、iPhoneのバッテリー消費も抑えられるとは、良いことを知りました。

自己紹介

自分の写真
株式トレード歴は15年以上、専業株式トレーダーになって5年以上、今も現役で活動中

Blogger. | Designed by QooQ.