解説 インデックスファンドにドル・コスト平均法で長期投資は有効か? 上場インデックスファンド225

2023/01/07

インデックスファンド

目次
解説 インデックスファンド ドル・コスト平均法 長期投資

上場インデックスファンド225のデータを使用したドル・コスト平均法による長期投資の検証に関して

私が作成した下記の記事に対する検証方法を解説します。

検証に使用した上場インデックスファンド225の基準価額と分配金のデータは、日興アセットマネジメント株式会社のウェブサイトの「FUND DATA >> 日次データ」を順にクリックするとダウンロードできます。

また、検証結果は、下記のExcelファイルに記載しました。

https://4affiuser.github.io/data/dollar_cost_averaging/ドル・コスト平均法_日興_上場インデックスファンド225_検証データ.xls

今回の検証方法に関する解説は、上記のExcelファイルに基づいて行っていきます。

Excelファイルの各シートに関して

「Data」シートには、以下のデータが記載されています。
  • 日付
  • 1口当たり純資産(基準価額に相当します)
  • 移動平均 5日
  • 移動平均 25日
  • 1口当たり分配金
  • Pre
  • Aft
  • フラグ

"移動平均 5日(25日)"は、ExcelのAVERAGE関数を使用して算出しています。

"Pre"および"Aft"は、月末のデータを抽出するために作成したものです。

ExcelのMONTH関数を使用して、"Pre"はその行の"日付"から月を、"Aft"は1行下の"日付"から月を抽出しています。

"フラグ"は、ExcelのEXACT関数を使用して、"Pre"と"Aft"の月が同じ(TRUE)か否か(FALSE)を判定しています。

このため、"フラグ"がFALSEの行が、月末のデータとなります。

「定額」シートは、月末毎に10,000円にて上場インデックスファンド225を購入した場合の検証データです。

「移動平均 5日」シートは、月末毎に10,000円(基準価額が5日移動平均の値を下回る場合は15,000円)にて上場インデックスファンド225を購入した場合の検証データです。

「移動平均 25日」シートは、月末毎に10,000円(基準価額が25日移動平均の値を下回る場合は15,000円)にて上場インデックスファンド225を購入した場合の検証データです。

それでは、上場インデックスファンド225の定額購入、さらに、5日および25日移動平均を考慮した上場インデックスファンド225の購入に関する検証方法を解説します。

上場インデックスファンド225の定額購入

参照するのは、「定額」シートになります。

「Data」シートから、月末および分配金支給日を抽出したものを検証データとしています。

1行目を見ると、"日付", "1口当たり純資産", "1口当たり分配金", "新規購入金額", "新規購入口数", "総購入口数", "総資産", "10,000"と並んでいます。

"新規購入金額"の列に並ぶデータは、上場インデックスファンド225を新規に購入する金額を示しています。

分配金による再投資を行う場合はゼロとなっていますが、それ以外は10,000円を示すデータが設定されています。

"新規購入口数"の列に並ぶデータは、上場インデックスファンド225を新規に購入する口数を示しています。

算出方法は、新規購入時と分配金の再投資で異なります。
  • 新規購入時: 新規購入金額 / 1口当たり純資産
  • 分配金の再投資: 1口当たり分配金 * 総購入口数 / 1口当たり純資産

"総購入口数"の列に並ぶデータは、これまでに購入した上場インデックスファンド225の全口数を示しています。

算出方法は、新規購入金額 + 総購入口数(1つ前の行) です。

"総資産"の列に並ぶデータは、現在の基準価額に基づく総資産(単位は円)です。

算出方法は、1口当たり純資産 * 総購入口数 です。

"10,000"は、初期値の10,000円を示す値です。

他の値で検証したい場合は、上記の数値を変更すれば、結果に反映されます。

「定額」シートの最後に、検証結果がまとめられています。

"新規購入金額"の合計値は、2,570,000円です。
2022年12月30日時点での"総資産"は、5,911,177円です。

また、2,570,000円を21年の複利で運用し、結果が5,911,177円となる場合の利率は4.05%となります。

複利での利率の算出は、ExcelのRRI関数を使用しています。

一方、5,911,177円は、2,570,000円の230.01%となります。

上場インデックスファンド225の5日(25日)移動平均値に基づく購入

参照するのは、「移動平均 5日」あるいは「移動平均 25日」シートになります。

基本的には、上場インデックスファンド225の定額購入と同じ内容ですが、"1口当たり純資産"と"移動平均 x日"の値によって、"新規購入金額"を変更する点が異なります。

"新規購入金額"の値は、以下の条件で決定しています。
  • "1口当たり純資産" > "移動平均 x日" → 10,000円
  • "1口当たり純資産" <= "移動平均 x日" → 15,000円

上記の条件分岐は、ExcelのIF関数を使用しています。

「定額」シートと同様に、最後に検証結果がまとめられています。

移動平均 5日の場合

"新規購入金額"の合計値は、3,180,000円です。

2022年12月30日時点での"総資産"は、7,283,335円です。

また、3,180,000円を21年の複利で運用し、結果が7,283,335円となる場合の利率は4.03%となります。

一方、7,283,335円は、3,180,000円の229.04%となります。

移動平均 25日の場合

"新規購入金額"の合計値は、3,150,000円です。

2022年12月30日時点での"総資産"は、7,322,096円です。

また、3,150,000円を21年の複利で運用し、結果が7,322,096円となる場合の利率は4.10%となります。

一方、7,322,096円は、3,150,000円の232.45%となります。

自己紹介

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株式トレード歴は15年以上、専業株式トレーダーになって5年以上、今も現役で活動中

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