検証 ボリンジャーバンドを使用した株のトレード その2 複数回 任天堂(7974)

2023/03/11

ボリンジャーバンド

目次
検証 ボリンジャーバンドを使用した株のトレード その2 任天堂(7974)

振り返り ボリンジャーバンドを使用した株のトレード手法の検証

前回、ボリンジャーバンドを使用した株のトレード手法を検証しました。

検証結果は、次の通りでした。

売買数 成功数 成功率 B.B. 損益
2003 9 7 78% 36,000
2004 8 4 50% -24,300
2005 10 5 50% -8,800
2006 14 10 71% 58,600
2007 11 6 55% -141,500
2008 9 5 56% 14,000
2009 12 8 67% -15,400
2010 12 7 58% -44,700
2011 13 9 69% 68,300
2012 15 9 60% -45,100
2013 12 8 67% -25,500
2014 13 6 46% -27,350
2015 12 9 75% 20,700
2016 12 9 75% -77,100
2017 16 12 75% 8,150
2018 12 7 58% 38,400
2019 17 13 76% 96,900
2020 12 8 67% 58,900
2021 14 10 71% -79,100
2022 17 13 76% 131,900

  • 2003年から2022年における損益の合計: 43,000円

今回は、新規売買の回数制限を無くした場合にどのような結果になるかを確認したいと思います。

検証条件

検証条件を以下に示します。
  • 「買い」条件: 安値<-2σ の終値で買い
  • 「売り」条件: +2σ<高値 の終値で売り
  • ボリンジャーバンドの期間は12とする
  • 株価データは「任天堂(7974)」を使用する
  • 株価データの期間は2003年1月から2023年1月の20年間とする
  • 売買単位は100株とする
  • トレードによる手数料、税金は無視する

検証結果

検証結果を以下に示します。

売買数 成功数 成功率 B.B.複数 損益
2003 9 9 100% 135,900
2004 8 6 75% 13,600
2005 10 8 80% 56,700
2006 14 11 79% 210,400
2007 11 7 64% -44,900
2008 9 7 78% 167,700
2009 12 11 92% 277,000
2010 12 9 75% -24,900
2011 13 11 85% 311,800
2012 15 9 60% -130,800
2013 12 9 75% 52,700
2014 13 9 69% 99,150
2015 12 10 83% -24,850
2016 12 10 83% 48,250
2017 16 12 75% 106,900
2018 12 9 75% 137,200
2019 17 15 88% 319,200
2020 12 11 92% 1,432,200
2021 14 11 79% 144,800
2022 17 14 82% 577,400

  • 2003年から2022年における損益の合計: 3,865,450円

「B.B.複数 損益」が今回の検証結果を示しています。

前回の検証結果と比べると、格段に投資成績が改善されていることが分かります。

成功率も全ての年で50%を超えており、予想を上回る結果となりました。

一方で、気になる点も二つあります。

一つは、成功率が70%を超えている2010年と2015年の損益がマイナスとなっていることです。

これは、一回のトレードによる利益よりも損失が大きいことを表しています。

実際に損失額を確認したところ、以下の結果でした。
  • 2010年
    • -183,000円(8回の「売り」)
    • -176,800円(8回の「売り」)
  • 2015年
    • -436,650円(13回の「売り」)

利益の方は、一回のトレードで数万円だったので、損失をリカバリーしきれていないことが確認できました。

もう一つは、追加の売買数が、最大で「買い」が15回、「売り」が17回と、非常に多くなってしまったことです。

逆張りのトレード手法において、これほどの追加売買(ナンピン?)を許して良いのか、悩ましいところです。

確認のため、以下に2010年と2015年の日足チャートおよびボリンジャーバンドを示します。

2010年 任天堂(7974) 日足チャート ボリンジャーバンド
2010年 任天堂(7974) 日足チャートおよびボリンジャーバンド

2015年 任天堂(7974) 日足チャート ボリンジャーバンド
2015年 任天堂(7974) 日足チャートおよびボリンジャーバンド

上記の日足チャートから、いずれも株価が大きなギャップを形成しているのが確認できます。

株価が上昇した後に、ギャップを形成してさらに株価が上昇すると、今回のトレード手法では、そこで大きな損失が発生してしまいます。

この点は、今後の検討にしたいと思います。

また、これまでのボリンジャーバンドによる検証では、新規売買の値段として終値を使用してきました。

この値段を±2σにすると結果がどうなるのか、この点も検証してみたいと思います。

検証データについて

今回の検証で作成したExcelデータは、以下のGitHub Pagesに公開しています。

https://4affiuser.github.io/data/trade/BollingerBand/トレード_BollingerBand_2_任天堂_検証データ.zip

自己紹介

自分の写真
株式トレード歴は15年以上、専業株式トレーダーになって5年以上、今も現役で活動中

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