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投資信託 取り崩し 4%ルール 定額での取り崩しを再検証
前回、投資信託の取り崩しにおいて、4%ルールの検証を行いました。
(詳細は、下記を参照ください。)
結論として、4%ルール 定率での取り崩しは上手くいったものの、4%ルール 定額での取り崩しは破綻してしまいました。
そこで、今回は、投資信託をインデックスファンド225ではなく、S&P500をベースにしたものに変更して、改めて、4%ルール 定額での取り崩しに対する検証を行います。
- 日興アセットマネジメント株式会社
- 上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)
- 上場 S&P500 米国株 (愛称)
上記を選んだ理由ですが、単純に、検証に使用できる過去のデータが入手できたからです。
と言うのも、米国の株式指標に基づいたインデックスファンドが日本で売買され始めたのは、割と最近であることを知りました。
そうした中で、上記の「上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)」は、2010年10月29日に上場されたもので、およそ12年分の過去データが存在します。
本来、4%ルールとは、ルールに従って資産を取り崩した場合、35年後に資産が残っている確率が96%になるというものです。
このため、もう少し長い期間の過去データが欲しかったのですが、残念です。
検証条件
検証条件を下記に示します。
- 日興アセットマネジメント株式会社 上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)
- 2010年10月末に3,000万円を投資
- 取り崩しは、2011年以降の1月末に実施
- 分配金は発生月(1月)の月末に再投資
- 検証期間は2011年1月末~2022年1月末までの12年間
- 売買単位は10口(下記ウェブサイトを参照)
- 売買手数料および信託報酬はとりあえず無視
検証データは、下記よりダウンロードが可能です。
「FUND DATA」をクリックした後、「日次データ」をクリックしてください。
また、目論見書も、上記のウェブサイトからダウンロードできます。
上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)の基準価額と分配金の推移
2010年10月末~2022年12月末までの約12年間における、上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)の基準価額と分配金の推移は以下の通りです。
上場インデックスファンド 米国株式(S&P500) 基準価額の推移
上記は、上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)の基準価額の推移をグラフにしたものです。
縦軸が1口当たりの基準価額(単位: 円)、横軸が年月になります。
グラフを見ると、1口当たりの基準価額が1,000円からスタートした後、ほぼ右肩上がりの状態です。
また、2022年12月末の時点で、1口当たりの基準価額が5,000円を超えており、約12年で5倍以上のパフォーマンスを実現しています。
上場インデックスファンド 米国株式(S&P500) 分配金の推移
上記は、上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)の分配金の推移をグラフにしたものです。
縦軸が1口当たりの分配金(単位: 円)、横軸が年月になります。
検証結果
4%ルール 定額での投資信託の取り崩しを行った際の資産残高の推移は、次のようになりました。
縦軸が資産残高(単位: 円)、横軸が年月になります。
上場インデックスファンド 米国株式(S&P500)の基準価額が右肩上がりの状態であるため、毎年1,200,000円相当を引き出しても、資産残高はどんどん増えていきました。
そして、2022年1月末には、なんと150,000,000円を超えました。
資産残高が150,000,000円であれば、そこで現金化した後に、毎年1,200,000円を引き出しても125年もちます。
こうなると、もはや4%ルールとかいう問題ではないように思います。
ちなみに、4%ルール 定額での投資信託の取り崩しを行った際の引き出した額の合計は、12年間で14,274,532円でした。
(参考)検証データについて
今回の検証で使用および作成したデータは、以下のGitHub Pagesに公開しています。
https://4affiuser.github.io/data/4per_rule/4per_rule_日興_上場S&P500米国株_検証データ.xls




